ブログテーマを2020/1/25に変更しました。表示が崩れているなどご迷惑をおかけ致します。

【やっとか…安心】eMAXIS Slim 信託報酬引き下げ!

「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」の登場後、いつeMAXIS Slimが追従するのかと心待ちにしていましたが、三菱UFJ国際投信からプレスリリースがようやく発表されました!

業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』 信託報酬率の引き下げを実施

業界最低水準を謳っている以上、いつかは…と思っていましたが今回は発表まで時間が掛かりましたね。ここまで来ると販社としての儲けがなく損益分岐点ギリギリの可能性もあります。委託会社(三菱UFJ国際投信)としての取り分は僅か【0.0340%】となっています。つまり1年間のコストは100万円運用して340円しか取り分がないという事です。

 

出展:SBI証券より

昨日付の純資産額は約320億円です。三菱UFJ国際投信は年間1088万円しか収入として手に入らない事になります。正直1人分の人件費にすら、なってないのではないでしょうか?こうして考えると最早、慈善事業にすら思えてきます。

過去1年で274億円の増加を見せていますので、敵対勢力がなければ今後20年で儲けを積み上げていく作戦だったのでしょうが、SBIバンガードが出現しシェアを奪われる事だけは避けたい姿が見え隠れしますね。

eMAXIS Slim信託報酬率比較

出展:三菱UFJ国際投信プレスリリースより

とりあえず注意したいのは税抜き表示です。
税込額は以下になります。

  • S&P500は0.0968%(SBIバンガードは0.09264%)
  • 全世界クラスは0.1144%

非常にありがたいですね。SBIバンガードへの乗り換えはしないつもりでしたが信託報酬差が埋まらなければ、どこかで乗り換え検討が必要か?と考えていただけに。これまでeMAXIS Slimを購入してきた方は、そのまま継続で良いでしょう。

よろずはS&P500もオールカントリーも積立NISAで買い付けているので大歓迎の内容となっています。

新しい悩み:ETFとどちらが良いか。

【投資方針】インデックス投資の買付先公開│よろずや係長のインデックス投資体験

今のところ毎月の入金力は18万7千円です。正直けっこう頑張っているのではないか?と思っています。ですがその入金力を活かしきれているのか?という部分については別問題で、今回は記事にすることで考えてみたいと思います

上記の記事では、私の毎月の買付先を公開しています。この中で、特定口座分のeMAXIS Slimについては購入をやめ、ETF買付を増やす方向で考えているとお伝えしました。

こんなにも早く、信託報酬が下がってくるとは正直思っていませんでした。米国株の最低取引手数料値下げ合戦のように、さらに信託報酬が下がっていく可能性もあります。そもそも稼ぎが少ないなら広告商品として儲け度外視に走ることも考えられるからです。

その場合、ETFであるVOOと国内投信のS&P500を見比べた際に手数料の優位性がほぼ同等になると、わざわざETFを買い付ける理由が何かを改めて理解する必要性が発生しました。

本日は速報という事で、纏まりませんでした。明日も引き続きETFと投信の差について深掘りしていきたいと思います。

 

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