こんにちは。よろずです。
やっと従業員持株会から積立状況のはがきが来ました。
今回は持株会についてです。
従業員持株会とは?
上場企業および関連企業の従業員の福利厚生として設けられている制度です。毎月の給与から任意の設定額を天引きし、お勤め先の株式を買付していきます。
従業員のメリット
⚫︎ 通常であれば1単元(100株)でしか買付できない株式を少額から積立投資可能
⚫︎多くの会社の場合、奨励金が付与される
会社側のメリット
⚫︎物言わぬ株主を増やし、経営の安定化が図れる
⚫︎福利厚生の一環として提供し、従業員の財形をサポートできる
メリットがある一方で、もちろんデメリットもあります。よく言われるデメリットは以下になります
⚫︎会社への依存度が高くなる
→投資する上でよく聞く「卵は一つのカゴに盛るな」の典型です。収入と資産の両方を会社に依存することになる為、リスク分散が出来ない点が挙げられます。
⚫︎株主優待はない
→自社の株式に優待がある場合は受けられません。自社株の購入を持株会名義で行なっている為ですね。1単元以上になった場合に個人口座に引き出せば優待を享受できますが、会社によっては何かしらのデメリットがあるかもしれません
⚫︎すぐに売却できない
→まず1単元ないことには出庫できません。1単元に満たない場合は持株会を退会することで現金化可能ですが、再加入が出来なくなる恐れがあります。またインサイダー取引の懸念から決算期は引き出せない会社も多いです。
私の持株会活用状況
メリットよりデメリットを多く書きましたが、細かい話は自社の持株会にお聞きなることが一番正確です。ただ会社の福利厚生ですし、うまく活用すれば負けにくいお得な制度だと理解しています。
しかし会社毎に制度は千差万別であり、各々が判断するしかありません。
インターネット上に答えは無いと前置きしつつ、私の従業員持株会の活用状況をご紹介します
投資額は毎月2万1千円
投資金額は2万1千円です。中途半端ですね笑
ポートフォリオの中で国内株を10%〜20%保有したいと考えております。国内株式は持株会だけとしています。あとは積み立てていく中で1単元になる期間を見ながら金額を調整しています。
↓以下は現在の買付ポートフォリオ
特定口座での国内投資信託の買付停止/売却を経て、今後のポートフォリオを考え直しました。
基本的にはホールド
ここは人によると思います。ネット上では1単元になったら売却される方が多いようですね。効率だけ求めれば、さっさと売って奨励金を回収しインデックスファンドへ投資した方が良いでしょう。
私の勤め先の持株会は日経平均に比較的連動した株価を示していますので、日経平均を購入したつもりでホールドしています。ある程度の配当も出ますのでそれなりに増えていきます。
自社の先行きが怪しくなった際は即時売却 もしくは フルインベストどちらかですね。こればかりは、その状況にならないと判断出来ないです。リーマンショック時に株価が半減した際にフルインベストした方は、現在とても儲かっていますし。
私の会社の奨励制度
毎月の定期買付は5%の奨励金が出ます。ただしボーナス時は3ヶ月分追加で拠出されるのですが、その分には奨励金が付かないというクソ制度でもあったりします。
18ヶ月分拠出するのに12ヶ月分しか奨励金がつきません😂
あとは会社の福利厚生ポイントを44000円/年追加拠出させることが可能です。
よろずの持株会状況公開!
これまでの拠出金は528,000円です。
これに対し現在の評価額は約69万円❗️
ざっくり30%儲かっています
内15%が奨励金、福利厚生ポイント
約1.5%が配当再投資
残りは値上がり益となります。
人によるとしか言いようがないのですが持株会は負けにくい投資です。自社分析が非常に重要ではありますが自社の事であれば、ある程度の状況は把握できているのでは無いでしょうか?
持株会にフルインベストではなく、ほどほどに投資されれば良い制度だと思いますよ😃