ブログテーマを2020/1/25に変更しました。表示が崩れているなどご迷惑をおかけ致します。

インデックス投資信託の複利効果

こんにちは。よろずです。

私は過去、サブプライムローンの時にFXが原因で相場から退場しました。当時は投機的な魅力もあってFXを選択していました。投資信託の存在ももちろん知っていましたが、手を出さなかったのにはいくつか理由があります。

  • まず胡散臭い(ブラックボックスのように感じていた)
  • 信託報酬という手数料に抵抗感があった(今ほど安くありません)
  • 配当再投資によって基準価額が上がると思えなかった。

配当再投資と基準価額が最も腹落ちせずに手を出せませんでした。配当再投資により基準価額は、ベンチマーク対象の指数を上回ることで複利効果を享受できるはずです。それが長く続けば複利効果で基準価額は上がり続けることになります。

頭では理解できるものの、納得できるデータに出会えずそのままにしてしまっていました。当時は若く投機的なFXに惹かれた事もあるでしょう。

今は昔に比べ非常に環境が整っています。
簡単に調べる事が出来ますので10年来の宿題を確認していきましょう

配当再投資による複利効果

今から丁度10年前に設定されたeMAXIS 日経225インデックスファンドを用いて確認してみました。最近の低コストファンドと同様の特徴を持っており、ノーロードで分配再投資型となっています。

結論としては配当再投資の効果が出ています

…当然と言えば当然なのでしょうが。
10年掛けて+13%上方に基準価額が上がっています。
日経225の配当利回りを1.5%と仮定すれば大体合ってますね。

注目すべきは差がつくまでの期間でしょう。
最初の3年はほぼ同じに見えますが5年目あたりからは明確に差がついています。個人投資家がわかり易く効果を感じるには5年は我慢が必要と読み換えられますね。

時間がある際にeMAXIS先進国株式インデックスでも同様の資料を作成してみたいと思います。米国株Blogなのに日経225で何故グラフを作ってしまったのか…

インデックス投信か?米国ETFか?

最近増えた分配金を出さないインデックス投資信託でも配当再投資による複利効果を享受できます。よろずも改めて、この記事を作成する事で積立NISAで買い付けているeMAXIS Slimシリーズや楽天VTへの長期投資を行うモチベーション向上になりました。

米国ETFとの違いは、100円からでも投資可能な事と税金の先送り効果による複利効果の最大化でしょう。ドル建てか円建てか、配当金が出るか出らないか、国内投信も低コスト化が進んだ現在ではどちらを選んでも良い気がします。

ETFであれ国内投信であれ機械的に粛々と、今後も買付けしていきたいと思います。

 

 

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