こんにちは。よろず(@INDEXEXPERIENCE)です。
先日ジュニアNISAについて以下の記事を投稿しました。
2020年度の税制改正大綱の話です。ジュニアNISAの廃止が決定した一方、資金拘束リスクが無くなっていました。この点につ…
税制の大綱改正によりジュニアNISAが2023年で廃止される一方、2024年の引き出しが可能となる事で、デメリットの一つであった資金拘束リスクが無くなる見込みです
なぜ資金拘束がリスクかと言うと、子供が18歳(3月末時点で18歳となる年の前年の年末)になるまで引き出せないからですね。大学受験に向けて塾代も掛かるでしょうし、大学によっては12月以前に資金を必要とする所もあるからです
そんなデメリットが解消されたと言う事で、私がジュニア NISA口座を開かない理由が無くなりました。我が家の証券口座は私のSBI証券と妻の楽天証券があります。親権者も講座を保有している必要がありますので、必然的にどちらか選ぶ事になります。
今回は、どの証券講座がジュニアNISAに適しているか考えたいと思います
ジュニアNISA制度のおさらい
未成年を対象に、年間80万円分の非課税投資枠から得られた譲渡益、分配金・配当金に対して、税金が非課税になる制度ですね
年間80万円の非課税投資枠が最大5年間!
ジュニアNISAでは年間80万円を上限に投資でき、投資から得られた利益に対する税金が非課税になります(ジュニアNISA・NISA以外の通常口座では20.315%の税金がかかります)
80万円×5年間=400万円の非課税枠が子供の人数分手に入ります。
注意点としては購入可能期間が2023年までとなりますので、今年口座開設された方は80万円×4年の320万円が上限です
贈与税の基礎控除内で資産を移動できる
贈与税の基礎控除は年間110万円ですので、その範囲内で資産を移動できます。つまり将来の相続対策になります。
ちなみに我が家が資産家ではないので、このメリットは全く活かせません笑
20歳になるまでロールオーバーが可能
2023年まで投資した資産については、その後「継続管理勘定」へロールオーバーが可能です。細かい事はさておき20歳まで非課税で保有し続ける事が可能です。ロールオーバー可能な金額に上限はなく、時価が80万円を超過している場合も、そのすべてを継続管理勘定に移すことができます。
十数年ものキャピタルゲインに対し20%の税金から逃れられると考えると凄まじい効果ですね。
ジュニアNISAおすすめ証券会社はSBI証券
ここまで引っ張っておいて結論はSBI証券です
理由は単純で取り扱い商品に差があります
SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 |
国内株式 投資信託 海外ETF含む外国株式 | 国内株式 投資信託 | 国内株式 投資信託 |
意外なことにSBI証券しか海外ETFや外国株式は買えないんです
正直な所、長期保有前提であれば国内投信のeMAXIS Slimシリーズが最適解だと考えています。なぜなら無分配によりファンド内で配当再投資を行う方が投資効率が勝る為です。仮にVOOを購入しても得られる配当金を再投資する事は出来ず、その分だけ投資効率は悪化します。
しかし昨今の個人投資家に対する投資環境は毎年のように改善されていますね。残り数年しかありませんが何か良い方向に転び、海外ETFを買いたくなるかも知れません。そのように考えれば、可能性は広く取っておきたくなります。よってSBI証券と判断しました。
以下のリンク先にSBI証券の取り扱い商品について記載があります
ジュニアNISA口座でのご注文方法<外国株式>
まとめ
子供たちの将来の為にジュニアNISA口座を作りました
私は海外ETFや海外株式を買う事が可能なSBI証券をオススメします
投資効率だけ見れば国内投信のeMAXIS Slimシリーズがベストでしょう。将来、子供とジュニア NISA口座を用いて資産運用について教育の題材にするつもりです。そう言った意味では投資効率のみを追い求めずに教育的な示唆のあるポートフォリオにしたいと考えています
また後日、何を買うか?何を買ったのか?記事にしたいと思います。ただ唯一の問題は、そこまで資金を用意してあげられない点ですね笑