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【朗報】ジュニアNISAの払い出し制限解除=資金拘束が無くなる

こんにちは。よろず(@indexperience)です

2020年度の税制改正大綱の話です。

つい先日まで「一般NISAが2階建て化」について、多くの記事を見かけました。私は、つみたてNISAで運用している事から正直、関係ないと思い変更内容を確認していませんでした。

改めて確認するとジュニアNISAの廃止が決定した一方、資金拘束リスクが無くなっていました。この点について確認していきます。

ジュニアNISAのデメリット

税制上かなり優遇されているにも関わらず、口座数はたったの34万口座しかない上に、買付総額は1,500億円と一般NISAの17.5兆円に対して100分の1以下となっています。以下の代表的なデメリットが影響していると考えられます

子供が18歳にならないと引き出せない

ジュニアNISAの口座に入っているお金は、子供が18歳(3月末時点で18歳となる年の前年の年末)になるまで引き出せません。

これより前に払い出しをしてしまうと、過去にさかのぼって利益に課税されてしまいます。

この問題が最も致命的だと思っていました。高校生になると塾代なども掛かりますし、12月以前に入金を必要とする大学もある為です。

ジュニアNISAは金融機関の変更ができない

ジュニアNISAは一般NISAと違い、金融機関の変更ができません。一般NISA、つみたてNISAでは1年に1回変更可能です。ジュニアNISAの金融機関を変更するためには、口座を解約し変更先の金融機関で新規で口座開設する必要があります。

その他のデメリット

⚪︎手続きに時間がかかる。
 →親権者と未成年口座両方必要など

⚪︎元本割れのリスクがある
 →投資する以上、当たり前ですね

改正により払い出し制限がなくなる

今回の改正案により、ジュニアNISAは2023年末の現行法上の期限をもって新規口座開設を終了し、2024年から既存口座の払い出し制限を解除するとしています。

2023年末に投資した分については、制度終了後も18才までは継続して運用益非課税で、上場株式や投資信託を保有し続けながら、2024以降に遡求課税なしの払い出しが可能になる模様です

まだ大綱なので不明確な部分もあり法令による明確化が待たれます

参考:大和総研のレポート

まとめ

ジュニアNISA廃止は残念ですが、素直に制度の大幅改善と見なして良いと考えています。ジュニアNISAについては私も18歳までの資金拘束を嫌って見送っていましたが、今回の発表を機に子供達の口座を開設しようかと考えています。

問題は残り4年×80万円×人数分の投資元本を子供に用意してあげる事が可能かどうかです🤣🤣

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