こんにちは。よろず(@indexperience)です
今年もこの時期がやって来ましたね。元はと言えば、FOYに投票したくて始めたBlogのようなものです。これに投票せずして年は越せない?
今年の投票先はオールカントリー
昨年の一位もオールカントリーですね。今年はコロナショックがあった事もあり新たなファンドが出て来たイメージは持っていません。むしろ既存のファンドの暴落耐性とその後の戻しでの指数乖離が注目されていたのでは?と言う印象です
今年は「知人に勧めるなら?」の観点で選びました。20年以上の長期保有前提なら、やはりオールカントリーかなと。S&P500も当然魅力ですし、私自身はSPXに資産の大多数を預けた戦略を取っています。
昨今の中国の躍進もしっかり取り込んでいながら、コロナショックでも文句なしのパフォーマンスであれば責めるポイントは少ないでしょう。但し、今後進むであろう円高傾向によるパフォーマンス悪化はリスクとして見込んでおきたい所です。目先ではオワコンと思っていた日経の方がアウトパフォームする可能性も残っています。
私の保有ファンド比較
私は妻の名義と合わせて上記3つのファンドを保有しています。毎月の評価損益率をグラフとして表現しています。先月までの結果であれば「Slim S&P500」を選んでいたかも知れませんね。後追いでも全世界型ファンドが追いつくなら、そちらの方が優秀かなと。
また正直微々たる差ではありますが、楽天VTの方がオールカントリーよりもパフォーマンスが良いのは面白い点です。信託報酬高いのに。2020年初に安く拾えた分がここに来て威力を発揮したのか??
このような点は実際に保有してみないと体感出来ない部分だと思っています。ドルコスト平均法で長期積立投資を行う以上、安値の期間が長く続き最後に上げてくれた方がパフォーマンスには優れる事となりますね。
もしかしてFOYは役目を終えたのでは?
このようなお祭りに参加させて頂いている身分で何言ってるんだ!と言う話ですが、おそらくFOY2020もSlimオールカントリーが連覇する事でしょう。インデックスファンドとしてeMAXIS Slimシリーズの完成度は高く最早、十分では?と感じています。
私がこれから投信に望むことは信託報酬の更なる値下げくらいです。理想はVOO並みの0.03%ですね。下表の通り、純資産総額が増えれば若干信託報酬が安くなります。ちなみに現在は650億円です。ファンドの上限は5000億だったと思いますが、到達したらどうなるんだろ?
長期資産形成はSlimオールカントリーでOKとの意識が日本国民に浸透することは中々難しいでしょうが、私の周囲に自信を持って勧められることは事実です。三菱UFJが商売っ気の無い投信を出して来た時点でFOYで優劣をつける必要を感じません。
ただ全くの投資初心者の方の道標になり悪徳ファンドの搾取から逃れられるのであれば非常に有益な取組みですし、国民の資産運用に対する意識改革に繋がることでしょう。ぜひ三菱UFJには我々一個人ブロガーが選んだファンドとして大々的に宣伝活用して欲しいと考えます