こんにちは。よろずです。
「博報堂生活総合研究所」をご存知ですか?生活定点という非常に面白いデータを公開してくれているサイトになります。暇つぶしに良く見ていますので皆さんにも知っていただきたいと思って記事にしました
今回、日本人は諸外国に比べ投資市場への参加率が低く、貯金が大好きな国民性として知られています。確かに自身の周囲も投資にあまりに興味がない事から、定量化して確認していきたいと思います
博報堂生活総研による、2年に1度の定点調査。26年分の生活者観測データ約1,400項目を無償公開中。
投資に関心のない日本人
このグラフもなかなか衝撃的だと思います。
投資を行っている人は2018年でも僅か6.6%しかいません
あまりに少ないですね?本当かと伺いたくなる数値です。NISAをはじめとした金融庁の頑張りは何処へやら?という感じなのでNISA口座数調べました。
このグラフだと結構多いなと思いましたが、比率だと国民の10%がNISA口座を開設しているようです。そのうちアクティブに運用している人が半数以下だとすれば、「生活定点」のデータにも近づいてきます。
アベノミクスだとか直近の株高でも、景気実感がないのでしょう。投資情報への関心は常に低い水準で推移しています。NISAも一定の効果を発揮しているのでしょうが、元から投資をしていた人が活用しているだけで、関心が無い層をどれだけ掘り起こせたかと問われると微妙な感じですね。金融庁がさらに頑張ってくれれば投資人口が増え、このBlogも誰かの役に立つ機会があるのですが。
このような状況だと、リアルの生活範囲で投資の話をしても周りは乗ってこないですよね。株式投資=ギャンブラーと思われる反応が普通なのかも知れません。
日本人全体が投資市場に参加しタンス預金を解放すれば、更なる株価上昇が期待出来るのか?と思う事もしばしばありますが、10年後でも変わってなさそうだな。という話でした。