こんにちは。よろずです。
中国の通信環境の洗礼を受けて、昨日はブログ更新が出来ずに途絶えてしまいました…。
Googleが提供しているサービス群とLINEにどれだけ依存しているか思い知らされています。
天津の経済状況
一言で言うと不動産バブル状態です。
日本におけるバブル時代、よろずは未成年でしたので実感としてのバブル経験はありません。実際にバブルを体感するとすれば、このような感じなのかなぁと思わせる感覚を覚えます。
至るところで高層マンションが建設されており、パッと見ただけでも100棟を優に超えています。現地人に聞くとローンして2部屋所有は当たり前と言っています。地価やマンションの資産価値が、どんどん上昇していて、数年後に手放すだけで儲かる状態との事でした。
いつまでこの状態が続くのか分かりませんが、彼らは盲目的に信じているようでした。当時の日本もそうだったのでしょうか?帰国後に色々調べてみたいと思います。こちらだと普通の検索すら不自由なのです…
しかしこれだけ箱物工事が行われているとすれば建設業の方にはかなりのお金が落ちていることでしょう。消費意欲旺盛な方が多いと考えると、足元の経済は好況と見て良いのではないかと考えます。問題はいつまで続くのか。という点ですね。
現地人の給与と物価水準
これはよろずの周りの人にしか聞いてないので全体の分布のどのあたりに属しているか分かりませんが、参考程度に。
現地係長くらいの職層で手取り給与が月1万元程度。日本円で15万円くらいです。かなり薄給で働いているなという印象です。これが課長になると2万5千元という事で、格差が大きくつけられています。業務上の権力も日本人の感覚からすると絶対的な権限を与えられている印象でした。
一般社員は薄給なので退職率が多く、春節で帰京後、とんずらしてしまう方が非常に多いというのも天津としての地域特徴のようです。
昔から貿易で栄えた都市らしく、直接労働よりも、物を転がして儲ける習慣が強いと。この辺りについては週の後半で南に下りますので差を見てきたいと思います。
物価はまだ安いのではないでしょうか?中華料理店で何品か頼んでビール中瓶2本で1人40元程度です。タクシーも40キロ走って2000円程度と安価でした。日本人の100円は現地人だと300円くらいに感じると。ホテルも一泊1万円でマリオットに泊まれて非常に良いサービスを受けています。
まとめ
ただの旅行記みたいになってしまっている部分はありますが、現地の空気感を体感して思うのは【まだまだ伸びる】という部分です。いつかはこのバブルが急に弾けるのでしょうが、まだ時間的な猶予はあるでしょう。欧米ビジネスマンもかなり見かけます。まだ商機があると見込んでいるように見えます。
あと2都市回りますので今週は各都市の違いを見ていきたいと思います。沿岸部しか見ない為、中国全体ではなく部分的ではありますが。