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消費税10%の影響を各種指標から確認してみよう|まだまだ様子見か?

こんにちは。よろず(@indexperience)です。

始めたばかりのtwitterで消費税増税に関するコメントがよく流れてますね。なるほどtwitterとはトレンドが読み取れるのか💡と改めて気づきを得る事が出来ました(←今更か笑

 

案の定というか、どちらかというとネガティブなコメントが多いですよね。世の中、多種多様な立ち位置の方がいらっしゃいますので、それ自体なにも問題ではないのです。

 

しかし私にとっては違和感を覚えるのですよね。あまり周囲の人間から消費税増税に関する話を聞かないどころか、無関心な人の方が多いような気がしています。こういう時は指標を見て確認しよう!という事で。何事も現地現物です(今回はデータだけど)

ニュースで話題の小売業販売額

 

経産省より

このグラフを見て何を議論するのだろう?が率直な感想です。

確かに以下の数値は読み取れますね。

前月比▲14.4%
前年同月比▲7.1%

どちらもショッキングな数値である事に違いはありませんが、統計的に見た際に9月も10月のデータも異常値です。異常値を用いて正常値と比較するのは確かに人を惹きつける数値となります。特に今回は変化点が明確なだけに異常値を吐く事は容易に想像できます。

 

このデータで議論する事自体、詐欺師とやっている事は変わりませんね。やはり世のニュースは鵜呑みにできない。私が普段の業務でこのようなデータに出会った場合は再測定か、次月のデータを一旦様子見する事になります。よって11月のデータはどうなのよ?と。それからでも判断は遅くないと判断します。

 

消費者態度指数

次は消費者態度指数です。こちらは11月分までデータが出ていますね。

 

2018年中頃から、スルスルと落ちるように悪化している点が興味深いです。増税に対する得体の知れない不安なのでしょうか?この指数では11月から持ち直しています。

 

小売業販売額のデータと見比べると、こちらの方が先行しているように見受けられます。よって小売業販売額も持ち直してくるのでは?と考えるのがシンプルだと捉えています。

 

実質耐久財指数

 

耐久消費財とは自動車やテレビ、白物家電など長く使える機器の総称です。

 

このデータだと駆け込み需要が発生した事が分かりやすいですね。10月は駆け込み需要に伴う反動減が見て取れる結果です。ニュースで騒いでいたのはこの部分かな?

 

でも前回増税時とは様子が違いますね。前回はピークの1年前から指数が高まっていったのに対し、今回は急上昇からの急減となっています。この後どうなるか?と予想するのであれば、需要の先食いは限定的で比較的早く戻すと素人ながら判断したくなりますね。

 

また耐久財のストック循環図からも、すでにピークアウトしていた事が読み取れますので、そもそも駆け込む余力が無かったとも言えます

 

みずほ総合研究所より
https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp190910.pdf

 

今後の消費平準化政策

政府としても消費の反動減を避ける為に、色々とやってきているわけです。今後どのようなアイテムがあるのか、おさらいしておきたいと思います。

 

①実施済み
⚪︎軽減税率
⚪︎幼児教育無償化

【期間限定】
⚪︎キャッシュレスによるポイント還元
⚪︎プレミアム付き商品券(あ、買ってないや)

普段の買い物レベルであれば、寧ろ増税前よりお安く買えるのが実情ですよね。

 

②今後のアイテム
⚪︎高等教育無償化

【期間限定】
⚪︎マイナポイント(これは胡散臭いが…)

今後のアイテムはイマイチですね(私にとって)高等教育無償化に当たる世帯の恩恵は凄まじいと思います。マイナポイントは上限5000円の為にマイナンバーカードなんて作る気にならないのでスルー予定です。

 

まとめ

この手の話は色々意見が飛び交います。あくまで私個人の意見としてネット上で晒しているだけなのでスルーしてくださいね。今回の指標から読み解く限りは消費増税の影響は限定的だと改めて感じています。

 

もう2、3ヶ月すると今回紹介した各種資料のデータも更新され、徐々に全容が把握出来てくるかと思います。その際に私の感覚が、どれだけ世間様とズレているのかが分かる事となります。

 

会社でもそうですが、意見を明文化するとは恐ろしい事ですね(笑

 

 

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